瑪瑙連翹がゲームについて語るだけ。

瑪瑙連翹がゲームについてレビューしたり感想書いたりするところ。

『スーパーマリオオデッセイ』感想

いきなり感想から始まるのもどうかとは思いますが、まあやっていきます。

このブログとレビュー形式についてはこちらをご覧ください(この記事は感想なのでオススメかどうかについての要素は語りません)。

 

とりあえず、パワームーン500枚集めて月の国もっと裏(隠しステージ的なところ)クリアまで来たので『スーパーマリオオデッセイ』の感想でも書こうかなと。

www.nintendo.co.jp

 

ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド』に引き続き、古くから続く任天堂有名シリーズタイトルの3Dゲームである今作。

おなじみマリオシリーズの新作なのだけれども、今までのマリオとは色々と違う点があり、マリオファンにとっても新鮮な作品であるのではないでしょうか。

それらについて語るのは……4gamerのインタビュー記事におまかせするとして。

www.4gamer.net

 

それでは、本作の誇る名曲である『Jump Up, Super Star!』を聞きながらダラっと感想を書いていくことにしましょう。

 

 

【総評】

マリオシリーズとして快適な操作、マリオシリーズのキャラクターなどといった基本をしっかりと抑えながらも今までにない挑戦的な演出が所々に見られる作品。

今までのマリオシリーズが好きな方はもちろん、マリオシリーズにはあまり馴染みの無い方にも是非やっていただきたい。

 

【システム】

マリオシリーズだけあって操作はひたすらに快適。

アクションゲームがそこまで得意でなくても簡単に楽しめるんじゃないかなー、と思う。

特に、敵キャラに帽子を投げて乗り移るアクション(キャプチャー)によってアクションがガラッと変わり、ステージの攻略幅が広がるというのは今までにない感覚で新鮮。

もちろんマリオシリーズおなじみの(?)変態機動も可能で、まあそこら辺はRTAの動画なんかを見てもらえると色々と分かるかも。

様々なところにパワームーン(64で言うところのスター、サンシャインで言うところのシャイン)が散りばめられており、探索がかなり楽しい。特に「ここ行ったらなんかあるんじゃないの?」というところに本当に報酬が置いてあるのはかなりの快感。

一部のステージ(特に砂の国)は広すぎて探索がちょっとダレるという欠点もあるが、ストーリーに必要な量のパワームーン+αを集める分には特に問題となるほどではない。

また、2人プレイにおいて片方のプレイヤーが帽子を自由に動かすことが出来るというシステムは「ゲーム慣れしている人がゲーム慣れしていない人をサポートする」という面において優れたシステムであると思う。親子プレイなんかが捗るかも。

 

【シナリオ】

うーん…まあ、マリオシリーズだけあってそこまでひねりのあるシナリオではない。

いつも通り、クッパがピーチをさらい、それを取り返すためにマリオが奔走するという感じのシナリオ。

いつもと違うのは、クッパはピーチとの結婚式を挙げるためにドレスや指輪、料理といったものを集めるために様々な国へと訪れ、マリオもそれを追うという展開。

これにより様々な国(実質的に世界)への「旅」を表現することが可能になっている。これは今までのマリオにはなかった特徴ではないかと思う(どうしても中心になるマップが存在していたので)。

いつも通りとは言えど、王道に楽しめるシナリオ展開ではあったと思う。

 

【演出】

最高。

ビジュアル面で個人的に気に入っているのは料理の国。

火山でシチューの入った大鍋を熱していたり、野菜の形をした岩があったり、倒すとマグマ溜まりになるトマトの敵がいたり。

まるで子供のような自由な発想には素直に脱帽です。マリオ、好きです。

サウンド面で一番気に入っているのは都市の国。

そもそもこのマップでの普段の音楽もジャズ系で素晴らしい曲なのだが、特に素晴らしいのは「フェスティバル」というイベントで流れる曲。

ちなみにそれこそが先程名曲としても上げた『Jump Up, Super Star!』。公式サイトでも聞けるので是非一度聞いていただきたい。そして気に入ったらマリオオデッセイをプレイしよう

ちなみに都市の国では懐かしの『ドンキーコング』(ドンキーコングが鉄骨の上からタルを投げてくるやつ)にまつわる演出が多々あり、またこの都市の市長も『ドンキーコング』に登場するポリーン。……あちらのドンキーコングが今のドンキーコングの祖先であることを考えるとポリーンも当時のポリーンとは違う存在かもしれないが。

 

 

以上、『スーパーマリオオデッセイ』の感想でした。

Switchさえ持っていれば是非やっていただきたい作品です。持ってない? 買え

レビューを書くのは概ねインディーズゲームが多いかと思いますが、こういったコンシューマータイトルもやる機会があればレビューや感想など書いていきたいなと思います。